【宅地建物取引士(国家)試験】私が実際に失敗した不合格勉強法

【宅地建物取引士(国家)試験】私が実際に失敗した不合格勉強法

宅建士(国家資格)試験の勉強において、不合格するタイプと合格するタイプの勉強法比較です。まずは今回私が実際に失敗した不合格勉強法をお伝えします。

私が「余計な時間」をかけてしまったのは・・・

前回は「合格するための勉強計画とコツ」について書いてみました。そのブログでもお伝えした通り、内容は私が受講したフォーサイト通信講座の中にある「戦略立案ノウハウ」冊子に掲載されていた一部です。宅建業法を始めとする「宅建士の勉強」そのものだけでなく、勉強計画やコツについても講座内容に含まれているので至れり尽くせりですね。

 

 今回も私が役立った内容の一部をご紹介したいと思います。まずは「不合格するタイプ」。つまりは「余計な(不合格してしまう)時間をかけてませんか?」ということを私の失敗例と合わせてお伝えしていきます。またこちらの内容は宅建士試験だけではなく、学生の受験勉強やその他の試験にも通ずる話ですので、ぜひ反面教師として参考にしてみてください。。

 

 さて、受験科目を勉強しようと参考書や問題集を開いてみても、最初は何が書いてあるのか分からず仕舞い。今までに聞いたこともない用語やその意味が全くとして分からず、そしてどこから手を付けていけばよいかも途方に暮れます。特に独学だと(人によっては)そうなりやすいのではないでしょうか。

 

 そんな場合でも通信講座なら正しい手順を導いてくれます。また教材の中には受験科目の内容だけではなく、その資格の意義や背景、特徴、そして取得したら(就職したら)不動産業の他、どのような業種で資格を活かせるかも丁寧に分かりやすく説明されています。

 

 なので自分のやり方はこの際止めて(受講料は自己投資と思って)素直に通信講座の通りやってみると、上手くいく確率は高いでしょう。だって、通信講座は合格までの勉強法を教えるプロですから。


私が実際にやっていた不合格勉強法1

通算4回の宅建士受験で過去3回の不合格(誇らしげ!?)を経験している私が、今思えば不合格タイプだったことを思い返します。まずは1回目の受験での反省点「勉強不足」

 

 初めての受験は申込みの7月に書店で資格コーナーに寄ったことからでした。「何か資格取りたいなぁ」と陳列棚を見て気になったのがこの資格で、参考書を1冊取って読んでみました。

 

 受験資格などを確認したら「受験資格無し&試験はマークシート方式」。これは受験しやすく、まだ間に合う。そしてちょうど受験申込書の入った受験案内が置いてあったこともあり、ただ単に資格がほしいだけで受験するという安易な考えからでした。

 

 書籍を買ったは良いものの、しばらくそのまま積読状態。次第に本番1ヶ月前になって慌てて勉強する始末です。結局過去問を数回問いた状態で一か八かの受験となりました。

 

 結果は当然のごとく不合格。勉強不足が原因の1回目の受験でした。


私が実際にやっていた不合格勉強法2

今思い返せばの失敗第2弾の参考書中心・ノート作りです。1回目の不合格から早めの準備が必要と感じた私は、満を持して本番10ヶ月前から勉強を始めました。「今度こそは」と前回本番直前に購入した参考書を(モッタイナイからとそのまま使って)最初のページからしっかりと読み込むことにしました。

 

 さらに気になった所をマーキングして、章の一区切りが付いたところで(書いて覚えるタイプだったため)ノート作りをしました。その時の計画が、

  1. 参考書を読み込む
  2. キレイにノートまとめる
  3. 移動中覚えやすいように単語カード作り
  4. 申込み7月までに1〜3を行う
  5. 7月くらいから過去問を解く
  6. 過去問を3〜5回転くらい行う
  7. 時間があれば、間違えたところや不安なところを再チェック

という具合にして「これで完璧!」と意気込んでいました。

 

 ところがです。

  • ご丁寧に最初からの参考書読み込みは、数日勉強しないと忘れやすい
  • キレイにノートや単語カード作りは時間がかかる
  • 結果的にノートや単語カード作ることで満足してしまって、肝心な勉強が追いついていない

という具合で、7月どころか8月くらいまでかかってしまいました。過去問を解く時間が足りませんでした。

 

 おまけと言ってはなんですが、

  • 毎日勉強する癖が付いていなかった
  • 広い範囲の参考書まとめをしていくうちに、「少しも(範囲内)漏れてはいけない」という完璧主義

もあったと思います。

 

 そんなわけで、2回目の受験も不合格となりました。


私が実際にやっていた不合格勉強法3

2回の不合格で落胆してしまった私は、続けての勉強はせずあきらめてしまいました。しかし数年後(何がキッカケだったのかハッキリと覚えてはいませんが)、おそらく不動産賃貸業において役立ち、資格取得をしておいたほうが今後良いと判断したからだと思います。

 

 さて3度目の正直となった受験。新しく参考書や過去問を揃えなければならないこと、より確実にすることを考慮し、通信講座を受講することにしました。過去2回の勉強である程度の知識はあるものの、いかんせんブランクがあるのでかなり内容を忘れています。そのためにもしっかりと通信講座でもう一度基礎からテキストに沿って勉強することにしました。

 

 しかし、結果として不合格となったのです。その原因は通信講座のテキストと過去問の冊子のみを使用していたこと、毎日勉強をしていなかったことです。特に仕事が多用な時期であったこともあり(そうした状況でも合格している方はいるのであまり言い訳にはなりませんが)、予定を取り返そうと週末に時間をかけて勉強をしていました。やはり数日勉強しないと記憶が定着せず、重複して勉強し直す機会が多くて、時間がかかっていたと思います。

 

 ただし、過去問は以前より多く解きました。自己採点はおそらく合格ラインの1,2点下で、「今回合格出来ずにまたもう一年・・・」の落胆度は大きかったです。


私が通算3回不合格となった原因・まとめ

私が通算3回の不合格となった原因をまとめてみます。

  1. 勉強不足
  2. テキストや参考書を1ページ目からやっていく
  3. ノートや単語カード作りに時間をかける
  4. 3によってほぼ全ての範囲を完璧にしようとする
  5. 毎日の勉強癖がついていない
  6. 過去問の解く回数が少ない
  7. 過去問の間違った箇所の復習が足りていない

ことが主な原因と思っています。

 

 勉強は全ての範囲を完璧に勉強しなければ合格出来ないわけではありません。人それぞれ多用な仕事・家事・勉強などと平行して資格試験の勉強をするわけですから、限られた勉強時間を合格出来る範囲内の勉強で効率良く勉強を進めていくには、(時間を買うと思って)通信講座を利用するのが良いでしょう。そして1回目の受験でぜひ合格しましょう。


フォーサイトの通信教育↓のおかげで、晴れて合格できました!